お寺のある街はどんなところ? ~サンパウロ州スザノ市
SUZANOにあった幻の食材?

流通が発達しブラジルでもいろいろなものが手に入るようになりました。 しかし、それでもあまり見かけないのが『柚子』です。
長年ブラジルに住む日本人でも、か細い知己の縁をたどってようやく手に入るのが2~3個の小さな柚子といったところでした。
しかし、この度当教団のサンパウロ州スザノ市にある寺院の会長であり教団理事でもある籠原氏の自宅にたくさんの柚子があるということで入手できることに。
こちら会長の籠原さん夫妻


日本では11月中旬~12月が旬の時期だがブラジルでは2月中旬から3月
たわわに実る柚子
3月初旬だったがまだ青味の残るものも

よく晴れた日に美しく実る柚子達





収穫された柚子
肝心のお値段は1kgあたり30レアルで出荷されているそうです。
毎年収穫は3月頃の一回のみらしいので今年(2021年)の分は終わりだそうです。
2022年は1~2月頃から実のなり具合を確認する予定なので青柚子と黄色い柚子の2種類が入手できるかも!
新型コロナの流行が終息していたら柚子狩りに行けるといいですね。
柚子の調理例
ゆずジャム

採れた柚子からジャムを作れます。
これはパンに塗るだけでなくお湯や水に溶くと飲み物の香りづけにも適しています。

ラップにくるんで冷凍保存もできます。
ゆずパスタ
にんにくやベーコンと刻んだ柚子の皮を炒め

パスタに風味づけしてもさわやかな香りが食欲をそそる一品になります。

スペアリブゆず風味

レモンでやるのと同じように薄くそいだ皮を用いて

肉の風味づけに一晩ほど置いてから焼くと

肉料理にも柚子風味のさわやかな香り付けができ柑橘類の皮の油脂分が油濃さを抑えてくれます。